国産ロケットはなぜ堕ちるのか

国産ロケットはなぜ墜ちるのか

国産ロケットはなぜ墜ちるのか

図書館から借りてたやつを読了。
いやぁ、なんかこれ読んでるとへこむねぇ(w
そうか、日本の宇宙開発ってダメだったんだー、みたいな。

おれは、能代宇宙イベントを勝手に応援するために、友達との飲み会なんかでもしょっちゅう話題にしてるんだけども、新年会のときにちょっと論争になってなー。

「日本は気象条件とかで打ち上げの条件よくないんだから、高価な人工衛星とかもっと打ち上げの容易な外国でやればいーんじゃないの?」

おれは、他人に下駄をあずけるようなマネはゴメンだし、ロケット打ち上げ技術とか放棄してしまったら、
日本は技術大国の地位からひきずりおろされてしまうので、↑の意見には反対。でも、友達はなっとくせず。

「だって税金でつくった衛星がムダになってるじゃん」という主張。
そんなことおれにいわれてもさ…おれが話したいのは地元でおこなわれるイベントのことだもの。というわけで面倒になったので、この話は途中で打ち切りに。


この本では、最終的に開発競争をさかんにすることで技術が高まるので、国内でも国際的にももっと競争すればいいのに、と結んでいるけども、もっと国民に宇宙開発に興味をもってもらえるようにすることも重要だろうな、と新年会の議論を思い出しながら思った。

この本は2004年発行だけど、3年たってどうだろう?状況はよくなってるんだろうか?
民間で宇宙開発やろーぜーとか、宇宙旅行いくんだ!とか、宇宙モノのドラマやアニメが立て続けに放映されたり、でちょっとはよくなってるのかな?おれも3年前だとそんなに宇宙開発とか興味なかったしね。

あと、宇宙開発と、ゲーム開発ってちょっと似てるなー、と思った。以下似てると思ったところ箇条書き。

  • 好きじゃないとやってられないし、好きなだけではダメだし。
  • 一本おわらせないと一人前になれない。
  • 開発の大規模化でモチベーションを保つのがむずかしくなる。
  • トップが明確なビジョンをもってないと、グズグズになる。