地上燃焼実験(22日)

22日の燃焼実験のレポートです。写真は後日追加する予定です。

写真追加&加筆修正しました。写真は、ほんとに無駄に枚数多いです。

子供の頃から、能代にロケットの実験場があるのは知ってましたが、実際にJAXA能代多目的実験場に入るのは初めてです。
受付の守衛さんに、秋田大学ロケットガール養成講座)の実験を見学にきた旨をつたえて、見学者バッジを受け取ります。

午前10時頃、ロケットガール燃焼班のメンバー&大学生たちが到着。
実験場所周辺は、ヘルメット着用が義務だそうで、受付までもどりヘルメットを借りてきました。



微妙な雲行きの中、トラックから荷物をおろし始めます。
あんまりあれこれ手をだしても迷惑だろうと思いつつ、テントの設営だけちょっと手伝いました。




ロケットガールズ&ボーイズが、機材のセッティングをする様子を各メディアのカメラが追いかけます。
この日、取材にきていたのは、地元TV局のABS、バンキシャのスタッフ、毎日新聞、地元紙の北羽新報、目篭さん、そしておれといった感じです。


安全確保のため、30mラインにロープをはります。




ボンベつないだり、






エンジンセットしたり、


アンカー打ったり…だんだん雨が強くなってきますが作業は着々とすすみます。
ロケットガール養成講座の他チームのメンバーも応援にかけつけてきました。



途中、機材の不具合というか心配な箇所がでてきて、待合所でミーティング。
まあ、でもなんとかなるんじゃないの、ってことで。

機材の設置は、午前中でほぼ完了し、みんなで昼食。
のしろケットちゃんの今後についてちょっと相談したりしました。

しょこたんから「おまんじゅうが欲しい!」とのリクエストが。
たしかに、おみやげ物の定番!しかし…焼きゴテを作るにはかなりお金がかかるので…
どっかのお菓子屋さんに企画持込みすれば、もしかして…?



昼食後、作業再開。


日本海にたたずむ女子高生。


準備は順調に進み、予定通り午後2時には点火できそうです。




燃焼班以外のメンバーに退避命令がでて、みんな50mラインから外へ。
JAXAのスタッフの人たちもちらほら見物にあらわれます。


点火を待ち構える報道陣、とか。


寒いので、風除けがわりに、避難しています。
コレはなんなんだろう?





セッティング、最終チェックの終了後、燃焼班も30mラインへ。



雨が強いので、エスティマが司令室に。


NO2充填完了。


カウントダウン、点火!…しない!?



工程みなおして、2度目のチャレンジへ。
とか、簡単に書いてますが、NO2を完全に放出するまではエンジンに近寄れなかったり、あちこち外して点検したりするので、結構時間かかってます。
天気はすでに雨だか雪だかわからないものが降り続いている中での作業です。学生も取材陣もがんばるよなぁ。


結局、2度目も失敗に終わったのですが、その後の調査で酸素ボンベの電磁弁がうまく動作していなかったことが判明しました。


バッテリーを交換したりしながら、何度もチェックしたのですが、結局22日は時間切れで、翌日に実験を持ち越すことになりました。残念です。

この日の、燃焼実験様子は、ABS秋田放送の夕方のニュースで放映されたそうです。→ストリーミングムービーへLINK