ロケットとゲーム「ポケモン アドバンスジェネレーション」
前回は、ポケモン初期シリーズの悪役「ロケット団」の紹介をしました。
ロケット団の名前の由来は不明ですが、とくにロケットや宇宙開発とは関係のない組織のようです。
今回紹介する、ポケモンのアドバンスジェネレーションと呼ばれる作品群は、GBA(ゲームボーイアドバンス)向けに開発された、ルビー、サファイア、エメラルドの3本です。アニメ版ポケモンがGBA向けタイトルのシナリオをベースにするようになってからアドバンスジェネレーションという副題で新たにスタートしたので、それにならってゲーム版もそうよばれたりしています。
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アドバンスジェネレーションでは、マグマ団とアクア団という組織が登場します。
この二つの組織は、地球の陸地を広げる/海を広げるという目的をもっていて、お互いに対立しています。
ルビーではマグマ団が、サファイアではアクア団が主人公と対立することになります。
エメラルドでは、両方が悪役として登場します、が、今回のエントリにはこの人たち関係ありません。
アドバンスジェネレーションでは、「ホウエン地方」という九州地方をモデルにした地域が冒険の舞台になります。
冒険の中盤にたどりつく「トクサネシティ」という街は種子島がモデルで「トクサネうちゅうセンター」というロケット打ち上げ施設が登場します。
この街にたどり着いた当初は、ロケットの打ち上げは失敗つづきですが、ゲームを進めていくとやがて打ち上げに成功するようになっていきます。
ポケモン世界は、現代の日本によくにた世界観をもっていますが、ポケモンという生活にとても役立つパートナーのおかげで、現実の世界とは科学技術の発達がちょっとちがっています。
たとえば、ポケモンの「そらをとぶ」や「なみのり」という技で街と街の間を移動することができるので、交通機関があまり発達していません。
このアドバンスジェネレーションは、ポケモン世界ではじめて「宇宙」「宇宙開発」という概念が導入された記念するべき作品でもあるのです。
ロケットを はっしゃ するには
1パーセントの ミスも ゆるされない99パーセント だいじょうぶ でも
1パーセント ダメなら
すべてが ダメになる きびしい ものだそれでも やりとげようと するのは
そこに ロマンが つまっている からだな
トクサネうちゅうセンター研究員のセリフを引用