打ち上げツアー
ロケットガール養成講座、打ち上げ当日、午前中は晴天、微風。
午後からやや風が強くなってきた。
打ち上げツアーのバスは秋田大学発ですが、おれは地元なので能代市子ども館からツアーに合流しました。
午後1時45分くらいに子ども館に到着すると、すでにバスは到着していて、館内にはなんかたくさん女子高生が。
少し、秋山先生と話したあと、2階会議室で、のしろケットちゃん缶バッチの袋詰めをしました。
2時、説明会がはじまります。参加者は30人くらいかな?
秋田北高と聖霊女子短大付属の生徒が中心。
ロケットガールズの同級生らしい。
秋山先生と土岐センター長によるロケットガール養成講座について、「なぜ能代で打ち上げなのか?」を日本のロケット開発の歴史や能代宇宙イベントもからめて解説します。
他には、ものつくりについて。ロケット打ち上げ見学の注意点について。など。
途中、射場のほうから何度か電話があり、トラブルのためロケット発射時刻が3時から4時に変更されるとのこと。
ここで、ちょっと時間をもらって、参加者に のしろケットちゃん缶バッチを配布。
なかなか好評でした。その場で着けてくれる人もいて、嬉しかったです。
ここでわかったのですが、ロケットガール養成講座のメンバーや秋田大学チームはすでに午前中から射場で作業を進めていて、モデルロケットの打ち上げも行ったそうです。
うわぁ、残念、そっちも見たかったなぁ。
でも、午前中はビニルハウスの張替え作業をしてたんだよね…
3時前、能代市子ども館からロケット打ち上げの現場へ移動します。
現場には、すでに見学者や報道陣などたくさんの人が。
ロケットについて解説する秋山先生。
作業所の看板には、のしろケットちゃんが。
ガールズの着ているスタッフジャンパーには、講座のメンバーがデザインした、セクシーのしろケットちゃんと、講座参加者全員の名前(ニックネーム)がプリントされています。
☆デザイン報告(ノ∀`)☆ ロケットガール養成講座 機体班
http://rocketgirl-body.at.webry.info/200702/article_16.html
作業所の裏では、開放機構のセッティング中。
人の指がちぎれるくらい強力なバネ、が搭載されているので危険物としてとりあつかわれています。
ロケットガール養成講座のメンバーが制作したロケットの前に、秋田大学の学生によるモデルロケットの打ち上げが行われます。
まずは小さなモデルロケットで風向きを確かめます。
点火がうまくいかず、2度目で打ち上げ成功です。
2本目の大きなモデルロケット。1mくらいあったかな?
こちらは、パラシュートが開かず落下。
落ちてくるところは、ファインダーにおさめることができませんでした。
機体お披露目。
作業所には、ガールズの同級生たちが作った応援の垂れ幕や看板が。
打ち上げの前にガールズが円陣を組んで気合をいれます。
…が、なんて掛け声にするかで、かなり悩んでいました(w
ロケットを持って射場へ出発します。
後ろからついていくのは、力仕事担当のボーイズと、報道陣。
開放機構も準備完了。衝撃を与えないように、慎重にもち運びます。
能代市長も見学に。
せっかくなので、のしろケットちゃん缶バッチを手渡します。
魁新報の記事をみてくれていたようで、のしろケットちゃんのこともご存知でした。
いやぁ、新聞にのっておくといろいろ便利ですね。
そんで、結構寒いです。風車たててるくらいなもんで、結構いい風が吹いてくるんですよね。
発射台(ランチャー)に取り付け。
ランチャーはかなり重いそうで、立てるのはボーイズが手伝います。
準備完了。燃焼班以外は全員退避。
燃焼班が最終チェックをします。
やや間があって、不点火か?と思ったときに火花が。
しかし、離陸までちょっともたつきがありました。
大丈夫か?と、思った瞬間、テイクオフ!
16時54分、打ち上げ成功です。
しかし、このあと開放機構が動作せず、ロケットはきれいな放物線を描いて落下してしまいます。
半分成功。半分失敗といった感じでしょうか。
ロケット捜索に出発。
見つかるまで、かなり時間かかりました。
時間がおしているので、バスで来た見学者たちは撤収。
テントや荷物の片付けをします。
開放機構。
危ないから、左側からは近づかないように!といわれました。
戻ってきたガールズ。おつかれさまでした。
大成功、とはいきませんでしたが、ロケット打ち上げまでこぎつけたのは立派だと思います。
ちなみに、写真左側で見切れているのが野尻抱介さん、右側に立っている背の高い男性が川端裕人さんです。
いまさらながら、なんでサインもらっとかなかったんだろうと…カバンに本いれてたのになぁ…