水木しげるの人生

昨日放送された、「ローカルキャラクター大百科」を録画したのをすでに3回くらい見直してます。
ついで、じゃないけど、先月放送されて録画しっぱなしになっていた「知るを楽しむ」の水木しげるの回をみました。


知るを楽しむ 人生の歩き方 水木しげる 百歳まで生きるでしょう
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200806/wednesday.html


ゲゲゲの鬼太郎悪魔くんで、おなじみの漫画家 水木しげる の人生をインタビューで振り返る番組です。


生まれたときから「妖怪」だった (講談社プラスアルファ文庫) 生まれたときから「妖怪」だった


幼少時代、学校生活、軍隊、復員後、漫画家生活…

だいたいは、自伝「生まれたときから「妖怪」だった」で読んで知ってるんですけども、やはりご本人のひょうひょうとした語り口でやられると、たいへん面白いんですね。

どんな苦境にあっても"水木サン"はマイペースをつらぬくんですね。
やりたいことしかやらない。興味をもったものにはトコトンくらいつく。そのために仕事ほっぽりだしてどこかいってしまう。
軍隊では、見張りのときに望遠鏡でオウムをみてたら部隊が奇襲にあって全滅したとか…
(敵は水木サンとは反対側からきたので、本人の責任ではないのですが)

正直、社会人としては失格というか、困った人なのですが、この人だからアレだけの作品を生み出せたんだなぁ、という感じです。

第3回からは、奥さんの布枝さんも登場します。
貧乏でアシスタントを雇えなかったため、布枝さんが消しゴムをかけたりベタを塗ったりしていたそうです。
でも、水木サンと一緒に仕事ができるのがうれしかったみたいなことをおっしゃってたのが印象に残ってます。

あれだけマイペースな水木サンですが、漫画家生活はとても忙しかったようです。
しかし「徹夜は週に1回だけ」だそうで。「手塚治虫石ノ森章太郎も(徹夜を)2回やったから早死にした」とか。


現在は仕事を減らして、のんびりマイペースに暮らしているそうです。
水木サンには、いつまでも長生きしてほしいですね。


図説 日本妖怪大全 (講談社プラスアルファ文庫) 図説日本妖怪大鑑 (講談社+アルファ文庫 H 4-3)


あ、そうそう。コレ、枕元に置いとくと、イイ夢みれますよ…